長崎市定番グルメ5選+王道ちゃんぽんのお店5選
2023/11/22 公開
長崎市
長崎のおいしい文化を5択から!
日本らしさと中国の伝統、そしてヨーロッパのエッセンスが融合した、「和華蘭文化」が息づくまち・長崎。食文化もまた、いろいろなエッセンスとおいしさが広がっています。旅先でどんな味と出会えるかは、あなたのセレクト次第。おいしい選択肢5つをご提案します!
定番グルメ①皿うどん
長崎名物のツートップの一角・皿うどん
「ちゃんぽん」と双璧を成す、長崎郷土料理の代表選手。中華料理店〈四海樓〉の店主・陳平順氏が考案した「焼きちゃんぽん」が、その起源だとと言われています。風味豊かにパリパリに揚げられた細麺と、ちゃんぽん麺を使った2種類があり、そのどちらにも野菜や肉、かまぼこなど、具だくさんの餡がかかっています。皿うどんの魅力は、なんといってもそのボリューム感。麺や具材がたっぷり入っているので、食べ応え抜群です。また、あんかけの甘辛い味わいが、麺や具材によく絡んでごはんも進みます。
定番グルメ②卓袱料理
長崎の歴史を感じる伝統的スタイル
卓袱料理とは、中国文化・西欧文化が和の心と絶妙に融合した、長崎ならではの「和華蘭文化」を体現した、華やかなコース料理です。長崎有数の料亭など、格式の高い場所で楽しめます。卓袱料理の特徴は、円卓を囲んで、食事と会話を楽しむこと。テーブルに並べられた大皿から、料理を各自が自由に取り分け、好みに合わせて味わいます。角煮まんじゅうやハトシなど、卓袱料理のコースの一品から人気になった料理も。女将(おかっつぁま)の「尾鰭をどうぞ」という声からはじまる、伝統的スタイルもお楽しみあれ。
定番グルメ③トルコライス
食文化の交差点、長崎らしいワンプレートグルメ
長崎のご当地料理のひとつである「トルコライス」。ピラフ・スパゲティ・トンカツがワンプレートにのったものがスタンダードで、ハンバーグやコロッケ、ピカタなど、各洋食店でそれぞれのメニュー構成・アレンジが派生しているのも特徴です。そして、そのいずれもが大ボリューム&贅沢感で楽しませてくれるのです。いろんな国の食文化が融合したまち・長崎らしいグルメです。老舗の洋食店や定食屋、今風のカフェまで、それぞれに個性の違うトルコライスから、自分の好みの味を見つけてみて。
定番グルメ④白い鉄火巻
鉄火巻の概念が変わる、長崎らしいお寿司
「白い鉄火巻」という、固定概念を崩してくれる長崎。マグロの赤身を細切りにして、酢飯で巻いたものが鉄火巻の通例ですが、長崎のそれは、マグロのような赤身魚の代わりにブリやハマチ、ヒラス(ヒラマサ)といった白身魚を芯にしているという、オリジナリティあふれる一貫です。白い鉄火巻の魅力は、なんといってもそのさっぱりとした味わい。脂の甘みが強い赤身に対し、白身魚のさっぱりとした味わいなので、最後まで飽きることなく食べられるのが魅力です。もちろん、魚介がおいしい長崎の寿司は最高です。
定番グルメ⑤ミルクセーキ
あまく爽やかな“食べるミルクセーキ”
長崎県外の人が驚く、長崎名物の“あるある”ネタの代表格と言えば「ミルクセーキは食べるもの」。粗めの氷をスプーンですくってシャリシャリいただく、長崎ならではのフローズンスイーツです。ミルクの濃厚なコクと、卵黄や練乳の甘みが絶妙にマッチした、まさに「食べるミルクセーキ」。また、氷を加えることによって、さっぱりとした後味に。のど越し爽やかな清涼感がとっても魅力的です。最近では、マンゴーミルクセーキやバナナミルクセーキなど、フルーツを使ったミルクセーキも人気です。
【長崎市王道ちゃんぽんのお店5選】
長崎最強グルメ・ちゃんぽんの魅力探しに挑戦して!
長崎の最強王道グルメと言えば、もちろん「ちゃんぽん」!長崎の人は、それぞれの“ちゃんぽんベスト3”を持っているのだとか……。ぜひあなたにとってのベスト3が見つかりますように、と老舗の名店から地元民最愛の町中華の店まで、どどんとご紹介です!
王道ちゃんぽん①会楽園
新地中華街東門すぐそばの銘店
新地中華街に店を構え、およそ100年にわたって活躍している〈会楽園〉。中国・福建省をルーツに、長年の間培ってきたノウハウと技術で、特有の「長崎中華」を発信し続けている、長崎中華料理界の銘店です。一番人気は、もちろん「ちゃんぽん」。鶏ガラとトンコツが7:3の割合で作る黄金比スープは、あっさりとした中にも深いコクが隠されており、最後の一滴まで飲み干したくなるほどのおいしさです。「一つの鍋で5杯以上はつくらない」というこだわりにも、料理人の心意気が現れています。
[会楽園]
長崎市新地町10-16
☎095-822-4261
11:00〜15:30(os14:45) 17:00〜21:00(os19:50)
不定休(月3回)
350席
王道ちゃんぽん②じゅん食堂
知る人ぞ知る丘の上の中華料理店
長崎市立山、小高い丘に店を構える中華食堂。長らく地元の人々に愛され続けている老舗のひとつです。店内は、こぢんまりとしたアットホームな雰囲気で、家族連れやグループでの食事にもピッタリ。メニューは、ちゃんぽんや皿うどんなどの長崎名物料理を中心に、さまざまな中華料理を提供しています。中でもちゃんぽんは、地元の野菜や魚介類をふんだんに使った、あっさりとした味わい。小さいお店ながら、メディアでもたびたび紹介され、地元客以外のファンが多いのも特徴です。
[じゅん食堂]
長崎市立山5-4-1
☎095-821-6439
11:00~13:30/17:00~18:00
月曜休
16席
王道ちゃんぽん③中国料理 Red Lantern
海の見えるモダンな人気中華料理店
長崎港のベイサイド・出島ワーフ内に店を構える〈中国料理 Red Lantern〉。海が見えるロケーションとモダン&洗練された雰囲気が魅力。その本格的な味わいとサービスでも、多くのファンがいる人気店です。メニューは、広東料理を中心に、さまざまな中華料理を提供しています。「具だくさん海鮮ちゃんぽん」は、極太麺に加え、大ぶりの海鮮や野菜でお腹を満たしてくれる一杯。コクがありながらもあっさりとしている。鶏ガラベースでコラーゲンたっぷりなのも、女性にうれしいポイントです。
[中国料理 Red Lantern]
長崎市出島町1-1
☎095-829-0475
11:30~os14:30/17:30~os20:30
不定休
50席
王道ちゃんぽん④共楽園
眼鏡橋すぐそば、町中華の名店
長崎市最強の観光スポットのひとつ「眼鏡橋」からすぐそばに位置する、町中華の名店。木の温もりが感じられる、アットホームな雰囲気が魅力です。店の看板メニューのちゃんぽんは、ベーシックタイプ。長崎観光にピッタリの、王道感の味わいで楽しませてくれます。ポイントは、貝とスープ。鶏ガラだけで仕立てたスープが、数ある具材の中でも、特に貝の旨みを際立たせています。そのおいしさに、平日でも昼時は列をなすという人気ぶり。その実力派のちゃんぽんを、ぜひ自身で確かめてみて。
[共楽園]
長崎市古川町5-4
☎095-822-8257
11:00~os14:30 17:00~os19:30
火曜休
26席
王道ちゃんぽん⑤浜屋百貨店8階ファミリーレストラン
百貨店内レストランの人気ちゃんぽん
長崎市街に位置する「浜市アーケード」、中心部には市民御用達のデパート〈浜屋百貨店〉があります。その8階にあるファミリーレストランは、実は多くの食通が認める、隠れ人気の「ちゃんぽん」があるのだとか。クリーミーな口あたりのスープには、エビやイカ、ホタテなどの魚介と野菜の旨みがたっぷり。長崎県産の麺にも味がしっかりと染み込んでいて、スープや具材との最高のハーモニーを奏でてくれます。ショッピングの合間にもフラっと立ち寄れる気軽感も、うれしいポイントですね。
[浜屋百貨店8階ファミリーレストラン]
長崎市浜町7-11-8F
☎095-827-6477
10:30~os19:00
金・土~os19:30
無休
138席
この記事を書いた人
STLOCAL編集部
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