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【ゆったり秋さんぽ】居留地カフェめぐり

2024/9/30 公開

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東山手・南山手

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長崎市の旧外国人居留地である東山手・南山手エリア。かつて日本で唯一の西洋との窓口であった長崎には、当時の外国人の暮らしぶりを感じさせるレトロな洋風の街並みが、今も大切に残されています。

そんなこのエリアは、散策にはもってこいの場所。そして散策には、ひとやすみできるカフェが欠かせませんよね。コーヒー伝来の地である長崎にはカフェがたくさんありますが、ここ東山手・南山手には、歴史的な建物を生かした「ここにしかない」カフェが多くあります。少し涼しい秋の風を感じながら、カフェめぐりもお目当てに、異国情緒あふれる街をゆったりと歩いてみませんか? 

明治時代の洋館で贅沢なコーヒーブレイクを

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オランダ坂の入り口にある〈東山手甲十三番館〉は、2007年に国の登録有形文化財になっている建物で、1894年(明治27年)頃に旧香港上海銀行長崎支店長が住んでいたこともある、賃貸住宅として建設された洋館。シャビーシックな淡いブルーの外観が、なんともレトロです。
ここでは当時の佇まいを残した空間で喫茶が楽しめ、観光情報コーナーもあるので居留地さんぽの休憩に最適!

カフェタイムにオススメなのは、「長崎カステラセット」。長崎市出身・さだまさし氏推薦の〈長崎本舗〉のカステラと、試行錯誤の末に完成したクセがなく飲みやすいオリジナルブレンドが好相性な組み合わせです。
晴れた日に、居留地の風が通り抜けるテラス席でいただけば、格別なひとときを過ごすことができますよ。歴史を感じさせる家具やインテリアに包まれて、贅沢なコーヒーブレイクをどうぞ。

フォトジェニックな長崎随一のクラシカルな喫茶室

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明治期に建てられた日本人シェフによる西洋料理店〈自由亭〉。グラバー園内へと移築復元された今では、カフェ〈自由亭喫茶室〉として訪れる人をもてなし、そのフォトジェニックさで注目を集めています。

特にこぞって被写体にされるのが、「紫陽花ゼリーソーダ」。カラフルなゼリーがなんとも涼やかなこのドリンクは、その名の通り長崎市花の紫陽花にちなんだもので、特に女性に人気のメニュー。明治時代に建てられたクラシカルな空間で、窓からのぞく長崎港の眺めとともにいただけば、その味わいもひとしおです。

ほかにも「ダッチコーヒー」や「アップルパイ」など自慢のメニューがそろっているので、異国情緒を感じる味わいを、雰囲気とともに存分に堪能してくださいね。

※2025年度(時期未定)より建物耐震保存工事実施に伴い、営業休止になる可能性がございますので、営業情報はホームページ等でご確認ください。

観光×国際交流の拠点で、長崎の歴史に思いを馳せて

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オランダ坂の途中に佇む東山手洋風住宅群の一棟で、人々が交流の輪を広げているカフェが〈東山手「地球館」cafe slow〉です。かねてより国際交流の拠点であった〈地球館〉を次の世代につなぐべく、若き館長の手によって生まれ変わりました。「地元の方にも観光客にも親しまれる場所に」と、住む場所や背景に関係なくつどえるこの場所は、鎖国時代、唯一海外に開かれ、異文化交流を重ね繫栄した長崎そのもの。歴史に思いを馳せながら、特別な時間を過ごすことができますよ。

ここでいただけるのは、オーガニックやフェアトレードの食材を使った手作りのメニュー。体にも世界にもやさしいのが魅力です。食材のおいしさを生かしたサラダプレート付きのランチでおなかいっぱいになれるのはもちろん、カステラと自家製ベリーソースの「長崎居留地パフェ」など、長崎ならではのスイーツも!


洋館から望める和洋中の織りなす景色は、長崎だからこそ。この唯一無二の眺めは必見です。

坂の町の絶景を眺めながら癒やしの時間を

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グラバー園よりほど近く、長崎らしい長い階段をのぼった先に構える隠れ家カフェ〈耕美庵〉。目の前の窓が開け放たれたカウンター席からは、長崎ならではの斜面地の景色と、美しい長崎港の眺めが存分に味わえます。街中の喧騒から離れ、癒やしの音楽と心地よい風が店内を吹き抜ける空間に、つい時間を忘れてしまいそう……。特等席は、カウンターのど真ん中!運が良ければ、長崎港に寄港するクルーズ船が見えることもありますよ。

「トマトソースときのこのピザ」や「シフォンのパフェ」など、軽食やスイーツが楽しめ、それらはレシピから店主・竹谷さんの手作り。コーヒーは新鮮な豆をその場で焙煎しており、こだわりとやさしさに包まれた、ほっとする味わいです。長崎らしさが感じられる心地よい空間で、のんびりと過ごしてくださいね。

赤レンガの佇まいが素敵なモダンカフェ

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路面電車の「大浦海岸通」「大浦天主堂」電停から徒歩すぐのオランダ通りにある〈HAYAMA COFFEE 長崎オランダ通り店〉。モダンながらレトロな街並みになじむレンガ造りの佇まいが印象的です。店内は、インダストリアルな空間と木の素材感が融合し、ハイセンスな居心地の良さが。ハイチェア&カウンターで一人でも気軽に訪れやすい1階と、ソファでくつろげる2階があるので、シーンに合った利用ができます。

メニューにもこだわりが。コーヒーは、焙煎して2週間以内の豆のみを使用した、こだわりの一杯を届けてくれます。人気のサンドイッチは種類が豊富で、その中でもイチオシの名物が「HAYAMA COFFEEサバサンド」。カリっと焼きあがったバゲットに、新鮮野菜とサバの竜田揚げ、そしてレモンマヨネーズが絶妙にマッチ!カステラやミルクセーキなど、長崎名物も満喫することができますよ。


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ながさきプレス編集部

長崎のタウン情報誌

長崎県唯一のタウン誌「ながさきプレス」編集部では、長崎の魅力を発信するべく、グルメや観光スポットなど幅広く取材し、最新&旬な情報を届けています。「ながさきプレス」のほか、「長崎ごちそう大図鑑」、「長崎カフェおさんぽBOOK」、「島原半島BOOK」など、各種MOOK本も発行中!

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写真提供:長崎県観光連盟写真・記事提供:公益財団法人佐世保観光コンベンション協会
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